【婚活体験談22】4人で緊張の食事会〜Dさん編〜

婚活体験談

前回「新郎からの友達紹介〜Dさん編〜」からの続きとなります。

Aちゃんの旦那さんからDさん(男友達)を紹介され、まずはAちゃんとAちゃんの旦那さん、私とDさんの4人で食事会をすることになりました。

👱‍♀️(Aちゃん)
「来週の土曜で調整しようと思うんだけど、ハルちゃん空いてる?」

🐷(私)
「空いてるよ〜」

👱‍♀️(Aちゃん)
「ありがとう!じゃあその日程で、場所とお店は予約したらまた連絡するね」

こうして着々とDさんとの初対面の日が迫ってきます。
会社ではBちゃん、Cちゃんにこのお友達紹介案件は内緒にしてあります。
(絶賛彼氏募集中のCちゃんが知ったら機嫌悪くなりそうなので・・・)

AちゃんとLINEで内密に事を進めていきます。
食事会の前に、AちゃんからDさんがどんな人なのかを共有してもらいました。

Dさんは彼女が数年間おらず、女性にとても優しいが故にそれが原因で振られたことがあるという。
平日の仕事終わりや休日には会社の仲間たちとフットサルをやっているアクティブ男子。
好きなこともサッカー、あとキャンプ。インドアなものだとゲームが好きとのこと。

うおーん、ゲームが好きしか共通点がない・・・

私はアクティブなことには全く興味がありません。
そして話を広げるスキルも待ち合わせていないため、Dさんとは得意なゲームの話で仲良くなる作戦しかなさそうです。

Aちゃんは物静かなタイプだし率先して喋らなそうだから、会話は男性陣にリードをしてもらいつつ、趣味の話に持っていくか・・・と、当日のシミュレーションを念入りに行いました。

コミュ障あるある。
しっかり準備をしておいてもテンパると何も喋れなく or 急に変なことを言い出して空気乱しがち。
なので、準備は怠らないようにします。

私が一人で悶々としている間、Aちゃん夫婦に食事会のお店を予約してもらいました。
土曜日の夜18時、新宿のイタリアンのお店に決定です。
私はAちゃんと待ち合わせをし、DさんはAちゃんの旦那さんと待ち合わせてから、お店で合流することになりました。
食事会の予定が決まり、あとは当日になるのを待つのみ。

なんか緊張するぅぅ〜

と、なぜかマッチングアプリで初めて会う時より緊張気味に。
逆に知り合いがいる方が、下手な立ち回りが出来なくて緊張してしまうやつなのでした・・・

当日は、いつも通りメイクと髪型、服装をバッチリ決めていざ食事会の新宿へと向かいます。

👱‍♀️(Aちゃん)
「ハルちゃん〜!こっちこっち!」

先にAちゃんが待っていてくれました。

🐷(私)
「Aちゃん、お待たせー!」

👱‍♀️(Aちゃん)
「旦那たちの方は、もうお店の中入っているみたいだから、私たちも行こうか^ ^」

待ち合わせ時間に遅れた訳ではありませんでしたが、なんと男性陣の方は先にお店に到着しているとのこと。

なんか出来る男っぽい・・・!

そう思いながら、私はAちゃんの後ろを着いて行きます。
駅から比較的近くにある、お洒落なイタリアンのお店に到着すると店員さんがすぐに席へと案内してくれました。

👱‍♀️(Aちゃん)
「お待たせしました〜」

🐷(私)
「こんばんは〜!」

とりあえず第一印象が大切だと思い、笑顔で挨拶します。

👨(旦那さん)
「お、来た来た!こんばんは〜!」

👱‍♂️(Dさん)
「あ、こんばんはー!」

Aちゃんの旦那さんとDさんが席を立って挨拶してくれました。

👨(旦那さん)
「いやー、ハルさん。今回の紹介受けてくれてありがとうございます^ ^
ハルさんなら安心して紹介出来るって嫁が言ってたので今日俺も楽しみで!」

Aちゃんの旦那さんは、ものすごくコミュ力がありそうなタイプのようです。
そんな旦那さんの横でDさんは、にこやかな表情を見せてくれています。

Dさんは写真通りの無難オブ無難な雰囲気の人でした。
そうこうして4人集まったところで早速食事会がスタートです。
今日はコース料理なので各々ドリンクを注文します。

👨(旦那さん)
「それじゃあ、まずは・・・二人とも俺たち(夫婦)のことは知ってるだろうから、Dとハルちゃんの紹介からしていきましょうか!」

旦那さんがバリバリの進行役です。

じゃ!という感じで、旦那さんがDさんにバトンタッチをします。

👱‍♂️(Dさん)
「あ、はい!Dと言います。職業はSEで、こいつ(旦那さん)とは同じ職場の同期で仕事をしています。趣味はフットサルとスポーツ観戦。あとキャンプするのも好きです。なので休日はよくフットサルやったりキャンプに行ったりしてます!よろしくお願いします^ ^!」

Dさんの自己紹介は、Aちゃんから事前に聞いていた通りでした。
そして、次に私が自己紹介をします。

🐷(私)
「あ、私は、ハルと言います。Aちゃんと同じ職場でAちゃんにはホンットお世話になっております。趣味は・・・それと言ってあまりないんですがぁ〜、ディズニーが好きなのでよく行くのとぉ、ゲ、ゲームが好きなので家ではよくゲームをしてます。・・・あとぉ寝ることも好きです!キリッ」

ちゃんと準備してきたはずなのに支離滅裂な自己紹介になってしまいました。
コミュ障には準備がほぼ無意味であることを証明してしまいました・・・
緊張で念入りに練習したハズの自己紹介が飛んでしまったのです。

やっちまった!という感じで汗が噴き出てきます。

👱‍♀️(Aちゃん)
「この前の結婚式で貰った手作りのスタンド、ハルちゃんたちが作ってくれたんだよ^ ^」

👨(旦那さん)
「あぁ!あの可愛い写真立て!?すごいみんな器用なんだね〜!」

そういってAちゃんが家に飾ってくれた手作りスタンドの写真をスマホでみんなに見せてくれました。
Aちゃん、旦那さん、場を保たせてくれてありがとう。涙

私、不器用で迷惑かけてばっかりだったからスタンドはほとんど作成してないんだけど・・・喜んでくれてありがとう。涙

👨(旦那さん)
「そういえば、Dもゲーム好きだよな?この前も一緒にうちで64で遊んだしさ!」

👱‍♂️(Dさん)
「あぁ、そうそう!すげぇ楽しかったな!笑」

64!?

確かに64ドンピシャ世代ではあるが、今も64やってるとかどんだけ少年なんや?

🐷(私)
「64現役ってすごいですね!何のゲームしたんですか?」

64というところにすごく引っかかりましたが、ゲームの話題には前のめりに食いつきます。

👨(旦那さん)
「新居に引っ越しするときに段ボールに眠ってるの見つけたんだよね!

その時はスマブラのソフトで遊んだね!すげぇ盛りあがってさ〜!」

👱‍♂️(Dさん)
「○○がさ、ピカチュウ使うのうますぎて一回も勝てなかったな!」

👨(旦那さん)「な!○○と○○は、ガチゲーマーだからな!笑、その前の時も○○がさ〜・・・」

なんか、Dさんと旦那さんが身内ネタで盛り上がり始めました。
とりあえず、私とAちゃんは、ヘぇーやらほぉーやら相槌を打ちながら、運ばれてきた料理を食べ始めます。

👱‍♀️(Aちゃん)
「ハルちゃん、この前菜美味しいよ^ ^!」

天使ように話しかけてくれるAちゃん。

🐷(私)
「ほんとだ!これ美味しい!けど隣のやつは辛そうね!」

👱‍♀️(Aちゃん)
「うん、これは辛いね・・!ハルちゃん辛いの苦手だったよね?苦手だったら私食べようか^ ^?」

🐷(私)
「うわぁ、ありがと〜あげるあげる〜」

と、なんとも言えない時間が過ぎていくのでした。

つづく

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