【婚活失敗談その2】街コンで出会った借金まみれの男

婚活コラム

こんにちは!ハルです。

今回は街コンで出会った借金まみれの男性についてお話していきます。
※この話は前回の【婚活失敗談】プロフィールが嘘だらけな男から遡って2015年(27歳)の時の話となります。

友達の誘いで行った初めての街コン

いつもオンラインゲームを一緒に遊ぶ友達と2人で飲み会をしていた時の話です。

👩(友達)
「一緒に街コン行ってみない??」

🐷(私)
「最近街コンって流行ってるけど、どうなんだべ?」


2015年の当時、街コンはテレビニュースの特集で見かけるほどに話題となっていました。

街コンって?

大人数で参加できる街や施設ぐるみの大規模合コンのようなもので、男女でご飯を食べたりお酒を飲んだりしながらたくさんの人と出会うことができるイベントです。

友達も私も街コンには行ったことがなく、興味本位で初めて街コンに参加してみることにしました。

👩(友達)
「有楽町で気になる街コン見つけた!これ行こ!」

そういって友達から街コンイベントの詳細を見せられます。
”初心者向け!20代、30代限定、食べ・飲み放題のお店巡り!参加費:女性3500円、男性6500円。”

こういう類のものは女性が無料とばかり思い込んでいたため、意外と女性も参加費が高いんだな、と思いました。(がめつい)

とりあえず友達に見つけてもらったその街コンに、さっそく行ってみることにしました。

当日は、「出会いがなくても有楽町で食べ飲み放できるだけでも良いよね〜」なんて友達と気楽に参加。
指定されたお店で受付を済ませ、私と友達は席に着きます。


イベントで提携しているお店が何店舗かあり、それぞれのお店で参加者がランダムに配置されているようでした。
借金まみれの彼とは、この初めての乾杯時に出会います。

彼の名前はJさん。

見た目:実年齢より多少若く見える、昔ギャル男っぽかった雰囲気あり
年齢:37歳
居住地:東京
職業:会社員
身長:170㎝
体型:中肉中背
年収:400万円

Jさんも友達と二人で街コンに参加していました。
最初の卓で街コンのスタッフさんから説明と乾杯の音頭があり、いよいよ街コンがスタート。

👨(Jさん)
「初めまして!よろしくー!」

Jさんの第一印象は、とても気さくな感じでした。
しかし年齢が10個上と離れていたため特に良いなと思うことはなく、他愛もない会話をしていたらあっという間に次の移動の時間へ。

👨(Jさん)
「よかったら2人ともLINE教えてよ^ ^」

Jさんは自分からなんでもグイグイいくタイプの様でした。
とりあえず1回目だし可もなく不可もなくという感じだったので、4人でLINEを交換します。

Jさんとはここで終了となりましたが、その後は友達といろいろな店へ足を運び、その都度席が一緒になった男性たちとLINE交換をしました。

”全然良い人いなかったけどLINEはいっぱい交換したな〜”

みんな真剣に出会いを求めてます!といったような雰囲気ではなく、ゆるめの街コンだったため私の初めての街コンは美味しいお酒とご飯食べれて良かったーという感じで何事もなく終了したのでした。

4人で飲み会、急展開へ

後日LINEのグループを作り、JさんとJさんの友達、私と私の友達の4人で飲みに行くことになりました。
4人で飲み会をする日は2週間後、それ以外は街コンで出会った他の男性たちとはなんの進展もなく、いつも通りの喪女生活を送っていました。
そんなある日の休日、JさんからLINEが届きます。

👨(Jさん)
「こんにちは!今日はお休みかな?暇だったら話そう〜^ ^」

どうやら暇を持て余してのLINEのようです。
私も暇だったのでLINE通話でしばし話をすることに。

Jさんは、コミュ力があり話が面白い気さくな人だったので、私は緊張することなく友達感覚で話をすることができました。

とは言っても、やはり根本はコミュ障であるため、たまに”おっさん”などと失礼な発言をしてしまっていました。
そんな失言もJさんは笑って許してくれる優しい人でした。

そして初めて電話をしたその日から、Jさんから毎日LINE電話がありました。
どんなに短くても3時間ほどの通話時間、長いと朝まで徹夜で電話する日も。
毎日電話で話しているのに何故か話が尽きず楽しい時間だったのでした。

👨(Jさん)
「ハルちゃん、俺と付き合おう!」

電話での楽しいやりとりが続いていたある日、Jさんから突然の告白。
この時、私もJさんを男性として少し好きになっていたのですが、すぐに付き合うのもなぁ、と無駄な高飛車精神(性悪)だったため、承諾を渋りました。
一筋縄では行かない女を謎に演出。しかしそんな私にも屈せず、Jさんは何度も告白をしてきます。
彼の熱量に惹かれ、私はJさんと付き合うことにしました。

友達含めて4人での飲み会がこの後、控えていたため友達にも報告をし晴れてお付き合いを開始してからお祝いの飲み会をしてもらうのでした。

彼の家に一通の怪しいハガキ

Jさんと付き合ってからは、私が週末に彼の家へ遊びに行くのが定番になっていました。
たまに喧嘩もするけど、Jさんはマメな性格で年上の割に甘えん坊な一面(私にはハマっていた)もあり、楽しい日々を送っていました。
そんな中、付き合って1ヶ月も経たないうちに「ハルちゃんともっと一緒にいたい!早く結婚したいな」とJさんから結婚したいアピールが始まりました。

私は、付き合ったばかりだしもう少し恋愛期間も楽しみつつ、入籍日はゆくゆく決めれば良いのでは?Jさんは年上だから結婚焦ってるのかな?なんて悠長に考えていました。
そこから具体的な結婚の話は進めずとも軽くお互いの両親には挨拶を済ませたりと順調に交際は続いていきました。

しかしそんなある日、Jさんが正社員で勤めていた会社からリストラにあってしまいます。
私的にはリストラにあったこと自体は不運だなくらいにしか思わず、新しい職場を探せばなんとかなるだろうと思っていました。
しかしそこからJさんが再び正社員に戻れる日は来なかったのでした・・・
何度面接を受けても不採用、遂には日雇いアルバイトで生計を立てるようになりました。
そして付き合って3ヶ月ほど経った日のことです。

流石にこのまま10歳も年上の日雇いアルバイトおじさんと結婚する訳にはいかない・・・!

と私は焦り始めます。
結婚したい結婚したいと嘆いている割にアルバイトで生ぬるく生き続ける彼に苛立ちが募りました。
私が高収入なキャリアウーマンだったら彼を養っていけますが、私自身も低学歴の万年派遣社員、低収入であるため男性を養うほどのポテンシャルを持っていません・・・
それでも私はJさんを逃したらこんなに性格的な面で相性が良い人とはもう出会えないかもしれない・・・!!
と意味不明な依存心からJさんと別れることができずにいました。

そんな悶々とした日々を送っていたある日、彼が「友達と飲みに出掛けてくる〜」と呑気に支度をし夕方から出掛けて行きました。
飲みに行く前に就活しろ!と私は心の中でイライラしながらも彼の家で1人夕食を済ませることに。
少し散らかっていた机の上を見たところ、彼宛のハガキが1通置かれているのを発見しました。

それはとあるクレジットカード会社からの請求書・利用明細。
すでに中が開封された状態であったため、私はチラッと内容を拝見してしまいます。

そこにはなんと・・・

リボ払い残高68万円の文字が。

ちょ、待て!!
いくらリストラにあったからってこんなにリボ払いするなんて何事!?

と私はプチパニックに。
Jさんから「俺は貯金が少ない」的なことは前々から聞いていたのですが、さすがに数十万ものリボ払いには驚愕。
Jさんが飲みから帰ってきた後、すぐに問いただすことにしました。

すると彼は、「あー、それハルちゃんと付き合う前からあるやつだから気にしないで」


( ◜◡‾)?

はい??

私と付き合う前から借金持ちだと??その上、結婚しようと迫ってきた挙句、気にしないでだと???

私はここで人生初めてくらいの大激高をかましました。
しかし「少しずつ返せていけてるから大丈夫」「そんな大した額じゃない」と彼の言い分からは全然危機感を感じられませんでした。
どうして借金をしてしまったのかを聞いてみても、生活費が苦しかったから数年前から買い物はほどんどリボ払いにしていたとのこと。

たしかにJさんは洋服やら飲み会やらでお金を使う方だな〜とは感じていましたが、まさかそれを借金してまでもしていたとは・・・
Jさん曰くリボ払いの残高は”借金”ではないと言い張る始末・・・
この日、私は大激高の末、一度冷静になるため自分の家に帰ることにしました。

”あいつ・・・絶対他にも借金あるな・・・”

私の勘がそう告げていました。

借金が発覚して以降、Jさんからは謝罪のLINEがずっと届きました。
私が、「他に借りているお金はないのか?」と問いただすと


「他には借りてなんかいないよ」と、Jさんは言いました。

しかし、彼の日頃の行いを見ている私はその言葉を信じることが出来ませんでした。
表向きは仲直りを装い、彼が出掛けている間や寝ている隙に他の借金がないかを探ることにしました。

そしてある日、彼の財布の中に眠っていた一枚のレシートを見つけます。

ご利用明細書・・・

パッと見、普通にお金を引き落とした明細に見えましたが、中身をよく見ると・・・
ア○フルからの借入履歴でした。

しかも、「他に借金はない」と発言していた日より大分前に借入したもの。
ここでようやくJさんへの気持ちが冷め、私は別れる決意をしました。

寝ていたJさんを叩き起こし、明細書を見せつけ「嘘つき!!もう信じられないから別れる!!!」と私は激高します。

するとJさんは「まだハルちゃんが好きだから一緒にいたい」「別れたくない」などと泣き落としにかかってきました。

バカな私はここで少し折れそうになりました・・・が、心を鬼にしてこの日をもってJさんとお別れすることに。

Jさんとの交際期間は短く、たったの3ヶ月程度。
初めて”結婚”という言葉を口にしてくれた男性だったのに・・・と依存しまくりの恋愛でしたが、定職に就かない・借金・嘘つきというヤバさに目が覚めたのでした。

金銭感覚の違いは破滅へと向かう

このJさんと付き合って思ったことは、別に借金すること自体が悪いことではなく、返済する能力がないのに無計画に借りる+嘘をつくことが悪だと思いました。

世の中、車や家のローン、奨学金などの返済をしている人は山ほどいますし、ちゃんと計画性を持って返してけるものであれば問題はないのです。

しかし、Jさんのお金の使い方(価値観)は私には理解が出来なかったため、当時を振り返ると変に結婚まで進まなくて良かったな、と思います。
そして金銭感覚の相違はこんなにも破滅に向かうのだな、と勉強になりました。

Jさんがなぜ低収入の私に別れたくないと固執していたのかは謎(きっと年齢??)ですが、Jさんは高年収のハイスペック女性のヒモとして生きる方が輝きそうなので、そういう女性と結ばれたら幸せなのかなと思いました(^_^;)

私自身は男性に高望みであるはずなのに、このJさんに限っては低望みの相手だったな、と今になって感じます。
恋愛偏差値が低いとグイグイ近寄ってくる男性に弱くなってしまいます。
受け身の恋愛は身を滅ぼしかねないので、みなさんもお気をつけください・・・

最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました